いまの私の仕事内容は、プログラムの設計・開発になります。主に携わっているのは、流通業のクレジットシステムで、具体的にはショッピングの分割払いに関するシステムの開発をしています。分割払いは、分割の回数によっては長期にわたるため、その間にPCのウィンドウズ環境の進化に合致しなくなったり、カレンダーのプログラムに不具合が生じることがあります。そんな対応の中で、担当するお客様のシステムが当社の設計・開発したプログラムでは無い時もあり、他社で開発されたシステムの修正を手がけることも少なくありません。
お客様のシステムの規模にもよりますが、規模が小さなシステムの場合は担当者がひとりという場合もあります。私もひとりで担当した事があり、それはとても良い経験になりました。まずは、お客様の会社の業務分析から始まり、不具合に関してのヒアリングを行ないます。その時は、他社が開発したシステムということもあり、プログラムに関する資料が一切ない状態でのスタートでした。さらには先方の担当者もシステムについては詳しくない方で、会話がかみ合わず、最初はとても困りました。プログラムのことをお客様に聞いても当然わかりません。とにかく、日々の業務について詳しく聞き出して整理し、それとシステムの中身が合っているかを一つずつ確認するしかありませんでした。この作業にはかなりの時間がかかってしまいました。
難しかったのは、いまのシステムを活かしながらの修正が必要だったことです。新しくすることは簡単ですが、お客様ご愛用のシステムですから、まったく新しくすることは意味がありません。最小限の修正というオーダーにこたえることが必要だったのです。お客様にとっては簡単に思える要望でも、実際にシステムにするのは難しいことも多々あります。しかし、考えられる技術を駆使して、その難題を解決していくのがITの仕事の魅力だと思います。いくら苦労しても、お客様の笑顔を見た時には、「喜んでいただけた」と仕事の手応えを感じます。それがこの仕事の魅力ですね。
当社はすごく風通しのよい風土が自慢です。社員同士でも、技術的なことや苦労話でもなんでも話します。どのような難題でも、周囲との会話の中でヒントを得ることがあります。それだからこそ、難題をクリアできるんですよ。ITの会社は、実はすごく人間クサイ会社なんですよね。 |