私は入社以来9年間、日本生命向けのシステム開発に携わっています。日本生命のシステムには非常に多くの領域がありますが、私はその中で、営業職員による保険販売を支えるシステムや、銀行など保険販売代理店のチャネル管理や手数料計算・業績評価を行うシステムの開発を担当しています。最近経験したプロジェクトとしては、銀行窓口での保険販売全面解禁を受けたシステムリニューアルにプロジェクトリーダーとして携わり開発を成功に導きました。40~50名規模のプロジェクトは私の部署では1年に数個のビッグプロジェクト。保険の銀行窓口販売への全面対応という社会からも注目されている領域の案件を経験できたことは自分の誇りにもなりました。
もちろん苦労がなかったわけではありません。それまでの開発は自分の所属の中で完結できるものが大半でしたが、このプロジェクトはシステム基盤を構築する事業部や保険契約を管理するシステムを開発する事業部と協働してプロジェクトを進めなければいけません。全体では数百名になるでしょうか。しかも他部署からは担当領域の代表者としての役割を求められます。複数の課題を同時に抱えることもあり、相当のプレッシャーと戦った時期もありました。そんな中でもぶれずに大切にしてきたことがあります。ありきたりかもしれませんが、常にユーザーの立場を意識すること。プロジェクトが成功したかどうかは、決められた期限に決められた予算で求められる機能を作ることだけではなく、そのシステムを使った結果お客様にどれくらい利益が生まれたか、ユーザーがどれほど使い勝手の良さを実感してくれたか、ユーザーニーズの深堀や先進的な仕組みの取り込み等により、どれだけ長い期間、効果が継続できるか。そういった結果が生まれて、初めて成功したといえるのだと思います。ですから複数の部署と難しい交渉や細かい調整を行うときも、このことは常に意識するように気をつけていましたね。
現在は全社を挙げて取り組んでいる日本生命向けの「新統合システム」の一領域を任されシステム企画立案フェーズを実施しています。数年に一度の規模の全社巨大プロジェクト。この一端を担う責任感を、今はプロジェクトメンバーとともに楽しんでいます。
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