入社以来、ずっと金融システム関連の業務を中心にキャリアを積み重ねてきました。現在は、公的な金融システムの大規模プロジェクトのマネージャーを担当しています。総勢340名にもおよぶビッグプロジェクトは、お客様業務、アプリケーションの開発など6つのグループに分かれており、それぞれにプロジェクトのマネージャーがいますが、私の役割は業務全体の推進役として、客観的事実を見ながらリスクを予測、管理し、回避することです。
プロジェクトは、汎用機からクライアントサーバーへの移行業務をメインとした既存システムの再構築で、約1年半かけて詳細設計からシステム開発、システム移行までトータルに係わっています。業務の推進役として、最も苦労することが現場の状況に応じて、たくさんの人や組織を動かしていくということ。いったん、グループが混乱状態に陥った時には根気よく、一つひとつの課題を明らかにして対策を打っていく必要があります。同時に、ビッグプロジェクトだけにダイナミズムを感じながら、社会的意義のある仕事をしているという醍醐味も感じています。
ご存知のように、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱は、日本の経済施策にも影響をおよぼしています。金融システムに従事している者として、次のプロジェクトの企画やお客様のマネジメントを提案する時、こうした経済の動向も考慮しておく必要があります。金融システムという“モノづくりの担い手”として、日本で唯一といわれるような大規模システムに関われることも、当社の大きなやりがいだと思います。
IT企業というと、「理系出身者が多い」「コンピュータやプログラミングに強い人が有利」というイメージをもたれるかもしれませんが、実際はまったく関係ありません。私のように文学部出身者がいるのは、なによりの証明ではないでしょうか。専門的な知識は入社後の研修や実務のなかで、自然と身についていきますので心配は無用です。では、どんな人がNTTデータに向いているかといえば、「チャレンジすることが好きで、能動的に動くことができる人」。どこかで問題が発生すると自然と人が集まってきて、解決策を見出して難題を乗り越えていこうとします。自分のところの問題でなくても、難題を共に解決する、そんな社風があります。そういったことに喜びを感じられる人こそ、入ってきてほしいですね。 |