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| 多様な価値観の協働が独創的で新しいしくみを作り出す。個性尊重の企業風土こそが次世代の成長をはぐくむ土壌となるのだ |
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日常風景から課題を発見し 社会を変えるシステムを
ITの急激な進歩は私たちの生活を根底から変えようとしている。コンピュータは単に作業の効率を上げるためのツールから、人と人を結びつける、まったく新しい創造手段へと変貌をとげようとしているのだ。
企業や公共組織の情報システムを企画構築し運営する組織をシステムインテグレーターと呼ぶ。NTTデータは日本最大、世界有数のシステムインテグレーター企業だ。これまでも多くの実績をあげ、社会から絶対的な信頼を勝ち得てきた。現在は常時1万人以上のスタッフが1000以上のプロジェクトを動かしている。
しかしそのインテグレーターも、一企業や特定団体のためだけのシステム構築から、社会のしくみそのものを作り出す業態へと進化しつつある。同社も従来の殻を破り、新時代の目標をもった企業体へ脱皮しようとしているのが現状だ。
激変する社会の中で課題や問題点を見つけ、あるべき姿を“しくみ”として実現する。同社はその特徴を「多様な人々や組織を横断的に結びつけ、しくみを実現するビジネス」と表現している。つまり、ひとつの業界だけでは実現し得ないしくみを、多数の公共機関や企業に呼びかけて実現しようというわけだ。例えば「マルチペイメントネットワーク」。通信、エネルギーなどを扱う企業、自治体と金融機関を結んで公共料金決済を行なうこのプロジェクトは、「銀行窓口の順番待ちには楽しみがない」という素朴な“発見”から出発した。いまでは日常的に利用されるこのシステムだが、稼動前にはみな当然のように窓口に並び料金を支払っていたのだ。日常の風景から本質的な課題を見つけ出し、業界や既成概念を超えたしくみを作る。同社はそれを第一の命題に掲げている。
将来の新しい“しくみ”は個人の発想と社会の共感により生まれることになるだろう。企業は個人の創造性をチームワークで増幅し、共感を得られるよう社会に伝えなければならない。
NTTデータは個人の力をビジネスに転化し、社会につなぐ「人のシステム」として自らを捉えている。その領域は限りなく広く、高いクオリティが要求される。多くのリスクも存在するだろう。しかしそこには未知の、新しい発見に満ちた世界が広がっているのだ。 |