震災のとき、兵庫県西宮市に住んでいました。道路が裂け、緊急車両も通れないという惨事を目の前に呆然としていた時、道路の復興作業をしてくれたのは建設会社の人たちでした。そんな彼らの、緊急事態に人々の生活を救う正義の味方のような活躍が、非常に印象に残りました。
その時のインパクトを胸に、大学は迷わず土木科へ進んだ島谷さん。「災害復興に携わりたいと思って大成建設への入社を決意しました。現在は地下鉄のトンネル工事現場に配属され、掘削工事の施工管理を担当しています。毎日電車の音を聞くたびに、将来、自分が工事に関わった場所を電車が走り、便利になるんだと思うと、社会に貢献している実感が湧いてきます。」
目を輝かせながらやりがいを語る島谷さんだが、自分の仕事である工事管理者のすばらしさを理解してもらえないのが残念だという。「肉体労働だと思われることがよくありますね。仕事内容を友人に話しても、イメージが掴めないのかキョトンとされてしまいます。確かにオフィスのようなキレイな職場ではありませんが、現場は女性ならではの細やかな視点を活かせる職場だと思います。人々の生活基盤を支える誇りある仕事だと思いますので、みなさんにもっと興味をもって、知ってもらいたいですね。」
写真の彼女の表情からもその前向きさが見受けられるように、これまで男性中心だった工事現場だからこそ、女性らしさを活かして活躍できるフィールドが無限に広がっている。
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